- 2009年3月12日 11:49
- IT
残業してる PC をサーバーから電源オフに? グリーン IT の切り札 vProより
環境問題やCO2削減が叫ばれる中、IT 業界でもグリーン IT などの環境への取り組みがうたわれています。サーバーやーネットワーク、オフィスの PC やプリンタなど IT 業界は、大量に電力を消費する業界でもあります。
特にオフィスの PC は、サーバーやネットワークと同じくらい電力を消費しています。そんな PC の電力消費を抑える切り札となるあるテクノロジーが注目されています。
それが、インテルの「vPro(ヴィープロ)」です。
■電源オフの PC の電源オンもできる vPro
この vPro は、PC の故障をチェックできたり、離れたところから電源を切ったり入れたり、ネットワークを遮断できてしまうのです。つまり、遠隔地からでも PC をコントロールできてしまうわけです。
これまで、PC が起動していてネットワークが繋がっていれば、ほかの PC やサーバーからリモートで操作することはできましたが、あくまで PC が起動しててのこと。
なんと、この vPro は、「PC の電源が入ってない=OS が起動してない」ときでも、離れたところから電源を入れたり切ったりすることができるのです。
■なんで遠隔地からでも電源が入れられるの?
なぜ電源が切れてる PC の電源を入れたりできるのでしょうか。
vPro は、PC の心臓部の一つであるチップセットに専用のコードが組み込まれています。PC が電源コンセントに繋がってさえいれば、そのわずかな待機電源だけでネットワーク経由の命令を実行できるのです。
■IT の環境問題を変える3つの機能
vPro は、サーバーから電源をオンオフができるだけではありません。それは vPro の一つの機能にすぎません。vPro が、環境問題の切り札といわれているのは、このあとの機能によるのです。
●遠隔地からハードウェアの情報を取得できる
一つめの特徴は、PC の CPU やメモリ、HDD、といったハードウェア情報を取得できることです。また BIOS 情報の変更も可能です。この機能を使うことで、離れたところから PC のトラブルを解決することができます。
さらにハードウェアベースで管理できますので、OS がハングアップして操作不能な状態でも再起動が実行できます。
●電源オンオフで節電
サーバーから電源を切れますので、PC の電源切り忘れなどを一括管理できます。また、電源オフの PC を電源オンにできますので、就業時間外に PC の電源を入れてアップデータや修正パッチなどをリモートでインストールできます。
●ウイルスに感染した PC を隔離
マルウェアやウイルスに感染した PC を遠隔地のサーバーからの命令でネットワークから切り離すことができます。それも通常の OS レベルでの切断ではなくハードウェアで切断するため、OS からは変更はできません。
つまり、問題が解決したことをサーバー側で確認し接続再開を設定しないとネットワーク接続を再開することはできないというわけです。
このような機能により、企業は、サポートの人件費や時間を短縮、PC 運用では不要な電力消費の節電、セキュリティを向上することで被害の防止が実現できます。こうした無駄を省き、コストを削減し、省電力を実現することでオフィスの環境問題を大きく改善できるといわれています。
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