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ブレインパッド 大企業の市場開拓支援 データの山から顧客発掘

  • Posted by: 環境問題.com
  • 2009年1月10日 15:18
  • 環境問題

ブレインパッド 大企業の市場開拓支援 データの山から顧客発掘より

 マーケティング支援のブレインパッド(東京都品川区)が、データマイニングと呼ばれる分析技術を駆使して、大企業の顧客管理やインターネットへの広告出稿の効率化支援に乗りだした。データベースに埋もれた膨大なデータを選別、貴重なものを掘り起こし、有効に活用しようという取り組み。顧客獲得数や顧客単価を大幅にアップさせた例もあるとされ、マーケティングのてこ入れを図りたい企業の注目を集めそうだ。

 ブレインパッドの草野隆史社長は「マーケティングデータ解析の専門部署を持つ大企業でも、ソフトウエアを十分に使いこなせていないケースが多く、各分野のトップ企業から順に営業をかけている」と話す。

 例えば100万人の顧客がいて5万人が商品を購入すると見込まれるダイレクトメール(DM)キャンペーンの場合、100万人すべてにDMを送るよりも、最初から20万人に絞り込めば効率的なうえ、コストも削減できるという考え方だ。

 草野社長は「DM送付先を絞った高精度のキャンペーンを3回行えば、コストを40%カットし、売り上げは50%アップできる計算になる」と説明する。

 同社はソフトウエアを使い、こうしたキャンペーンの精度を高めるビジネスを展開。顧客の属性に応じて、DMの印刷を変える新しいマーケティングの取り組みにも一役買っている。

 また、同社はこのほど、メンバーズと共同で、インターネット広告を効率化する最適化検索エンジンを開発した。キーワード検索した後のページ右端に掲載する「リスティング広告」は、キーワード1語に付きクリックした成果報酬型で広告料を支払う。このため、「広告出稿は、担当者の経験や勘に頼ることが多い」。同社が開発したエンジンは、キーワードの数やキーワードの検索順位など、条件が多岐にわたった場合でも、最適な組み合わせをはじき出す。

 ある証券会社で導入した実証テストでは、顧客獲得数2.3倍、顧客獲得単価45%の削減を実現したという。

 草野社長は「企業が需要予測の精度を高めることができれば、多くの無駄を省くことが可能になる。資源の有効活用やゴミ削減など、環境問題にも貢献できる」といい、データマイニング普及に力を入れる方針だ。

【用語解説】データマイニング

 小売店の販売データやクレジットカードの利用履歴など、企業に蓄積される大量のデータを解析し、各項目の相関関係やパターンなどを探し出す技術。データを宝が眠る鉱山にみたて、マイニング(採掘)することから名付けられた。

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