- 2009年1月 7日 16:40
- 環境問題
三重大生協のレストラン「パセオ」が、自分の箸(はし)を持参した客に代金を10円引きする新しいサービスを始めた。使い捨てをやめようと広まりつつある「マイ箸」。全国大学生協連(東京)によると、「マイ箸向けのサービスは、全国でも珍しい」という。
三重大は国際環境規格「ISO14001」を取得するなど、環境問題に積極的に取り組んでいる。マイ箸のサービスは環境ISO推進室の提案で始めた。しかし、マイ箸は何度も使える利点があるものの、「アルコールや高温での洗浄が十分にできない」と飲食店の中には慎重論もある。
そこで、三重大生協はもうひとつの提案として、これまで中国から輸入していた割り箸を、昨年秋から県内産に全面的に切り替えた。いま使っているのは多気町の山本商店の製品で、ヒノキの端材を原料にしている。
割り箸は森林の大量伐採につながると言われ、イメージが悪かった。しかし最近は「国内産の間伐材のものなら、林業の活性化にもつながり、荒れた森林の手入れができる」と歓迎する声もある。
三重大生協の岡本一朗専務理事は「マイ箸を使うか、割り箸を使うか意見は分かれるだろう。箸で環境問題を考えるきっかけにしてほしい」と話している。
(吉田優美恵)
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